2015年8月25日火曜日

ストラスブール

アルザスの中心都市ストラスブールに着いて最初にわれわれを迎えてくれたのは街の中心にある大聖堂でした。歩いていて角を曲がったとたん急にとても大きな建物が現れるので、初めて見たときの衝撃はかなりありました。ストラスブールに住む人たちにとっては心の拠り所のようなものらしく、いつもこの大聖堂が見守ってくれている気がするらしいです。日本人にとっての、富士山でしょうか・・・。

たぶん、ぼくたちそれぞれ一人一人がそういう風景を心に持っているんだと思います、ぼくにとってはたぶん生まれ育った瀬戸内海の海だと思います。故郷の風景ですね。それと同時に旅先で見た風景がなぜか懐かしく感じることもあります。初めて来たはずなのになぜだろう、前世で来たことがあったんだろうかなんて考えたり。

生まれた場所や肌の色が違っても同じ人間としての共通項があって、初めて訪れる場所であっても、そういう共通項ゆえになぜか懐かしい気持ちにさせるのかなとふと思ったりしました。ストラスブールもそんな気持ちにさせてくれる大好きな街でした。


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